CD収録曲紹介
月虹
月に願いをかけるセンチメンタルなラブソング。
今回、レコーディングに際して全面的な協力を頂いたアレンジャーであり
第一線で活躍するギタリスト「菊谷知樹」氏のアイデアで
絵画でいうコラージュ的な要素を多く盛り込んだ編曲がとても気に入っています。
作詞に関しても、自分の中で新しいアプローチの可能性を感じるきっかけとなった曲です。
「陽の光を吸い込んで放つ今の輝きなら、わたしの偲いも吸い込んで彼方へ届けておくれ」
明日晴れたら海へ行こうじゃないか
東京に来てから7年が経ちますが、このアルバムの制作を始めた頃
初めて東京の海へ立ち寄る機会がありました。
その時感じた「強さ、優しさ、臆病な自分もすべて受け止めてくれる場所がどこかにあるんだ」
という気持ちが、この曲を書くきっかけとなりました。
忘れかけていた大切なものを思い出したような気がして
このアルバムにいのちを吹き込む意味のある曲として
レコーディングと平行しながら作詞に取り組み
最終的にこのアルバムのタイトルとしました。
竜王公園
「これからどうやって生きていくべきか?」
停滞から動き出す瞬間の衝動を思い描いて書いた曲ですが
「この道を行けばあの山を越えるだろう、あの山の向こうに辿り着く場所がある」
その時、自分なりに出した答えは、今の自分の中にも変わらずあるものです。
竜王公園は市内を見渡せる丘の上につくられた広島に実在する公園で、
公園自体にも興味を持ってもらいたくて、公園の名前をタイトルとしました。
満月の夕
阪神淡路大震災の折、復興に向けて立ち上がった人々に宛て
「ソウルフラワーユニオン」の「中川敬」、「ヒートウェーヴ」の「山口洋」両氏の
共作により唄われ、被災地の人々に届けられた曲ですが
自分にとっては、同時に白黒写真で見る故郷、広島の惨劇を思い起こさせます。
今回のアルバム収録にあたり、山口氏に直接ご挨拶したのですが、
心良く了承して頂き、ほんとうに感謝しています。
この曲を唄うことで自分自身、救われる部分も多く
その度に真摯に音楽に向き合うことの大切さを実感するのです。
CD収録曲全曲紹介〜そのT〜
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